1ヶ月ぶりの下関。

空港からホテルまでの乗り合いタクシーが私1人だったので、運転手さんといっぱいおしゃべりした。

この土日が馬関祭りだということ(すっかり忘れていた)、

唐戸に護衛艦が停泊していて、見学できることを聞いた。

途中で「ほら、あれですよ。」と言われた先には、巨大な船が

すごいめっちゃかっこいい

この滞在中に、なんとか見に行きたいと思っていたのだった。



日曜礼拝の後、新しくアメリカからやってきたクック夫妻、先月から英会話の先生として来ているヒラリー、そして昨日京都からやってきたかおりちゃんと私、トニーとでランチに。

トニーのチョイスだから、「どこがいい?ココス?ガスト?ジョイフル?」なんだけどね。

そして、結局ガスト



どうしても護衛艦が見たいとおねだりしたら、ランチの後でトニーが連れて行ってくれることに

(今、奥さんもアメリカに帰ってるし、息子も帰国しちゃって1人で寂しいのよね。)

船にも連れて行くから、新しく始まる長府の教会を一緒に見に行くことが条件だったけど。



さて、これが護衛艦「いせ」

大きすぎて全部を写せない。





中に入ると、そこは格納庫。





甲板部分に大きな航空機用昇降機があって、それで上に行くことができる。

大勢乗っても大丈夫





なんか内部もかっこいいよねぇ。





上昇中。





ジャジャーン!上まで上がってきたよ。





全長197mだって。幅33m。そりゃあ大きいはずだ。





高性能20mm機関砲!





機関砲の裏側





ホントは乗ってみたかったけど、写真で我慢…













火の山と関門橋が見えるよ。





上から格納庫を見るとこんな感じ。









右は防護服のみ。左は飯島さんという本物の自衛官さん。





こちら、物販コーナー。

一番人気は塩ようかんだって









なぜかめちゃめちゃ血が騒ぎ、興奮してしまった私。

こういうのって、男の子の方が好きだよね?きっと。

実際は船酔いするので乗船する気はないけど、かっこよかった。

自衛官の皆さん、お疲れ様です



これが来月からオープンする、長府クリスチャンセンター。

その昔、下関でのワークショップ会場を探している時に、この教会(当時は別の教会だった)を会場としてお借りしようかと思っていた時があったの。

結局、小さすぎたから断念したんだけどね。

それが、今ではトニーの教会に寄付されて、3つ目の礼拝会場になるなんて・・・

なんだか不思議な感じがするわ。

場所は長府の浜浦台。英会話教室も始まるから、興味のある方は是非。

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長野から帰ってきてクタクタなのに、朝早くに目が覚めてしまった。

やっぱり時差ぼけなのかな?でも、夕方眠くならないからつらくない

早起きついでに、アメリカ滞在記を一気に書いておいた。



今日は約1ヶ月ぶりのGCTでの礼拝。

教会に入ると、そこにはカリルが。

約3週間日本に滞在しているカリルだけど、彼がやってきてすぐに私が渡米したので、やっと会えた。

いやいや、かなりお疲れでしょう、お兄さん。

アメリカにいる間も時々メッセージのやりとりをしていたので、彼がどれだけ大忙しで、どんなに疲れているのかは容易に想像できた。

「大変だったねぇ。疲れたでしょ?」と聞いたら、「うん、まあね・・・」と苦笑い。

昨日もワークショップだったんだよね。お疲れ様。



今日はのぶりんがピアノ。久しぶりに歌に集中できて良かった。

カリルと一緒に賛美できて、ちょっとだけアメリカに帰ってきた気分だった。



メッセージもカリルが担当。

時々メッセージをしているらしく、わかりやすく、テンポも良かった。

ちょっと驚いたのが、先週Conventionでの礼拝で読まれた聖書箇所と同じところだったこと。

賛美の曲も同じだったし、なんだか不思議な感じだったなぁ。



私には通訳の才能は全然ないんだけど、さすがに帰国してすぐなので「あれ?なんか訳がおかしいぞ・・・」というのが時々あったなぁ。でも、自分じゃできないからねぇ。言ってることはわかるのに、日本語にできないのよねぇ。



翌日、アメリカに帰国するカリルからひとこと。





2年間、奉仕神学生としてGCTに来ていたルーカスも今日が最後。





礼拝後、ルーカス、カリルを囲んで大戸屋。

鶏胸肉しか食べたくないカリルにはチョイスがなくて・・・Motherとしてはお店の選択に納得がいかなかったけど、まぁしょうがないのよね。あたし、主催者じゃないし。

「今度は私がいる時においで。あたしね、みんなのMotherって言われてるのよ。」と説明。



帰り道、「やっと帰れる・・・」とつぶやいていたカリル。

あたしがアメリカで最後の日には「あぁ、帰りたくないなぁ・・・」ってなるんだけどね。

よっぽど疲れていたんだろうよ。

「あたしも連れて帰ってほしいわ・・・もう恋しいんだよね、Soul Foodが。」と言ったら笑われた。

「Emiはホントのアメリカ人みたいだね。」だって。えぇ、そうですよ。



自分で主催すると、金銭的にも時間的にも大変なわけだけど、

おもてなしに関しては外さない自信があるのよね。長年の経験があるので。

アテンドだけならいくらでも協力するよ。結構大事な部分だと思うんだけど。



しばらくゆっくり休んで、時々は日本にも来てほしいもんです。

カリル、お疲れ様。懲りずにまた来てね。



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帰国してからまだ2日。気合だけで時差ぼけを感じずにいる私。

帰ってきて1日だけ休んで、早速長野ワークショップでございます

やっぱり最初が肝心。ここで油断すると、何日も眠い日が続いてしまうのさ



朝はスッキリ目覚めた。いい感じ。

でも、朝が苦手な私がスッキリ目覚める時点でかなり怪しいんだけど・・・気にしない。

空がどんより曇っていたので、ちょっと嫌な予感はしたんだけど、練馬で乗換の電車を待っていたら、

結構激しく降り始めた

長野に行く時はいつも晴れだったのにねぇ。



大宮駅で駅弁を選ぶ。

いつもは楽しいこの時間・・・なのに、どれもピンと来ない

私が食べることに興味がわかないなんて まだ本調子ではないってことかしら。

とりあえず、肉々しいのが嫌だったので、「津軽の弁当 お魚だらけ」を購入。



指定席を取ってあるので、のんびりとホームへ。

私は終点の長野まで乗るので、窓側の席を取っておいた。(軽井沢で降りる人が奥にいると面倒なの)

そして、窓側の席に乗り込む。3人席の窓側。内側の2席は・・・お母さんと小さな子ども2人。

窓の外からなにやらすごいアピールを感じたので見てみると、孫たちとお別れするおじいちゃんとおばあちゃんが「これでもか」と手を振っていた

孫たちはあまりリアクションがなく、お母さんが無理矢理手を振らせていた

間に挟まれて、微妙な状況。とりあえず、深く寄りかかり、両者を邪魔しないように心がけてみる。



発車し、気遣う必要もなくなったので、お弁当を開ける。

隣の子どもが食べたそうな顔をしてジーッと覗き込む・・・

お母さんが「ほら、○○くんもパン食べようか?」と、子どもたちのお昼ごはんを出してくれて助かる。

ちなみに、今回のお弁当はイマイチだった。

お魚だらけ・・・というか、イカだらけ?しかも、ちょっと油っぽいおかずが多くてダメだったなぁ。



アメリカの友達から、帰国して早々遠出の仕事なんて、移動中に寝ないとダメだよと言われていたので、わずかな新幹線の移動車内で寝ようとする。

でも、隣の子どもが気になって寝れない

静かなんだけどねぇ、なんか落ち着きがないんだよねぇ。

結局、一睡もできずに長野に到着。まずい。



いつもなら長野駅から40分のバスの旅なんだけど、ワークショップ参加者のらいちちゃんが車でお迎えに来てくれていた。ありがたい。

彼女はとっても遠くから通ってきてくれているの。これまたありがたい。



バスと違って、車だとあっという間に到着。早く着きすぎて、教会の皆さんの準備もまだだったらしい。

控室でお茶をいただきながら、ボーっ・・・いや、ここで寝ちゃまずいだろ。

今日の曲目をチェックしよう。





そうそう、窓の外のの成長も見届けないとね。

まだ青いけど、大きく成長しているりんごちゃん。でも、この写真じゃ見えないなぁ。





旅の疲れで声が出なかったんだけど、みんなと一緒に1時間のボイトレをやったらなんとか出るようになった。

話す声はおっさんみたいだけど、歌う声は出る。不思議。まぁ、逆よりはありがたいけどね。

いつも大きな声でボイトレをがんばりすぎて、ワークショップには声が枯れてしまうシャイくん。

今日はいい感じでセーブしていたので、「今日いいじゃん」と言ったら

「すみません、眠いんです・・・」という返事で大爆笑

いつも眠いくらいがちょうどいいのかも



2時間のワークショップは結構長いので、後半は座った状態で歌わせていたんだけど

険しい表情をしながら、歌っているフリをしてうとうとしている人がチラホラ・・・

すごいのよ、長野の人たち。

ちょっと真剣そうな顔しながら寝るんだよねぇ。ものすごく聴いてる!って感じで。



途中で、「はい、じゃあ寝ている人もみんなで立って歌おうね。」と言ったら、みんなパッと立ち上がった。

ワークショップ終了後、「先生、ごめん。俺、途中でものすごい眠気に襲われて・・・」と白状してきたしんちゃん。

あれ?君が寝ていたことには気づかなかったんだけど

さては、他にもたくさんいたな。

でも、前回のおさらいの他に2曲進んだし、順調ではある。

寝ていた人も、録音聴いておさらいしておくように



今日も参加者のCakeちゃんから手作りケーキをいただいた。

おまけに、朝どれの高級桃まで

長野ってフルーツいっぱいで素敵な場所なんだね。





ワークショップ終了後、控室でおしゃべりをしていた。

キッチンでは、明日の礼拝後のごはんの用意。

みよちゃんがカレーを作っていたんだけど、彼女が担当する時は「オリエンタルカレー」なんだって。

初めて見たので、食べてみたい!と言ったらくれた。今度作ってみよう。





いやいや、よく働いた。

帰りに駅のお蕎麦屋さんに寄ったら、いつもと違って激混み。

そういえば、朝から人がいっぱいだったなぁ、長野駅。何があったんだろう。

新幹線で大宮まで行ったら、大雨の影響で電車が遅れていた。

疲れているのになかなか帰れないのだった・・・トホホ 続きを読む

4泊5日のNew Yorkの旅も最終日。

帰りたくないなぁ・・・と思いつつ、これ以上休むと大変なことになるのでおとなしく帰る。

シャトルのピックアップは8時。出勤する人たちを横目にホテルの外でジーッと待つ。

今回のシャトルは日本人が何人か乗っていて、もう既に帰国したような気分になる。つまらん。



帰りの飛行機はANA。今まで外資系エアラインしか使っていなかったので、日本のサービスに期待しましょう。

カウンターから日本語が飛び交い、なんかテンションが下がってしまった。もう旅は終わりなのね。



そして、またまたdelay。今回、全部遅れてたなぁ。

9年前のD.C.の旅では、行きにロストバゲージだったから大変だったねぇ。それに比べればdelayなんてかわいいもの。



昨日、かずが「Snapplesの蓋の裏にトリビアが書いてある」と言ったので買ってみた。

「『America's got Talent』に出場した最高齢の人は75歳である」だとさ。どうでもいいな。





45分遅れで飛行機に乗り込む。

日本から出発する時は全然平気なんだけど、それ以外の時は離陸前に爆睡してしまう傾向にある。

機内に催眠ガスでも出しているのではと思うくらい。

それで、ハッと気づいて時計を見たら、なんと2時間も経過していた。

なのに・・・機体は1ミリも動いていないらしい。

アナウンスを聞いてみると、上空に雷雲が発生しているために飛べないんだそうだ。



そんなわけで、2時間ちょっと遅れて離陸。

これで到着も遅れるなぁ・・・と思ったんだけど、長いフライトを快適にさせてくれたのがANA。

サービスがすばらしい。っていうか、普通の日本の飛行機なんだろうけど、

サービス精神が全くないアメリカでの滞在を終えたばかりなので、ものすごく輝いて見える。

機内はきれいだし、機内食はめちゃめちゃ美味しいし、コーヒーも紅茶もちゃんとしてるし。(薄くない)

いつもならパーっと食べて、サッサと片付けられちゃうんだけど、そんなことなくゆっくり食べていいらしい。(いつものようにすぐに食べ終わって失敗した・・・)

そして、食後にはハーゲンダッツのアイスクリームが配られた。

私は飲まなかったけど、食後にも「ワインはいかがですか?」と、ワインだけ持ってきたり、すごいのよ。

これを味わってしまったら、De○taには戻りたくないわなぁ。



食後、歯ブラシを持ってトイレに向かったら、体がふわっと浮く

おっと・・・と思っていたら、私よりも弱かった人がいたらしく、ダウンしてしまった女性がいる様子。

(どうやら1人旅なんだけど、席でやっちまって、隣の人がhelpを求めてきたようだ。)

CAのお姉さんから順番を譲ってくれないかと言われ、どうぞと言ったら・・・どんどん揺れてきたので、しょうがないから席に戻った。

私の席は4人掛けの通路側。私以外は日本人とアメリカ人のハーフの姉、妹、弟の3人きょうだい。

子どもの前で酔うわけにはいかないと、訳のわからん意地で揺れを乗り切ったけど

さっきの女性はCAも席についている状態でトイレにこもったまま・・・心配だ。



揺れがおさまってトイレに行こうとしたら、「先ほどは譲っていただいてありがとうございます。」とお姉さん。

あの女性、大丈夫だったかなぁ。でも、聞けないよなぁ。



寝ても食べてもなかなか到着しない長いフライト。

映画4本観ちゃったよ。

(しかも、明るいうちから観た映画が「若いのに余命宣告されて・・・」という涙、涙の作品。泣くのを我慢するのが大変だった。)



無事に成田に到着したのは、予定よりも2時間ほど遅い17:30。

飛行機を降りた瞬間に「あぢ・・・」と言ってしまい、地上係員に笑われる。

バゲージクレームで、機内でダウンしていた女性を発見。

もうヘロヘロって感じだった。お気の毒。明日はわが身である。



スーツケースは宅配業者にお任せし、手荷物だけでバスに乗り込む。

新宿までのリムジンバスの記憶はなく、これまた爆睡。

お刺身食べたい・・・と思っていたら、ちょうどとーるちゃんと帰り時間が一緒になったので、居酒屋に行って日本の味を堪能した。(喉の調子が悪いのでノンアルコールビールで乾杯



送ったスーツケースの中に、スマホの充電機器と時差ぼけ防止用サプリを入れてしまったことに気づき呆然。

でも、翌朝までの我慢。

とりあえず、自力で寝ましょう

あさっては長野ワークショップだ

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今日が遊べる最後の日。

iHopの場所、126stとしか連絡来てないんだけど・・・まぁ、行けばなんとかなるか。

着いてから電話してもいいしな。



なんて気楽に出かけた。

今日は待ち合わせよりも20分も早く着いたので、余裕。

先日、オーナーが亡くなったばかりのSylvia's

HarlemでSoul Foodといえばここ。

初めてNew Yorkに来た時にOuidaに連れてこられ、

PapaをNew Yorkに連れてきた時にも「Sylvia'sに行きたい!」とねだられた。







これが亡くなったオーナーのシルビアさん。

2000年にお店に行った時は本人がいたなぁ。





のんきに写真撮っていたけど、そろそろ時間だ。

iHopは・・・確か、かずがLenoxあたりじゃない?と言っていたような。

ん?ないなぁ・・・text送ってみよう。

・・・返事来ないなぁ・・・何っ携帯が使えないぞ

連絡取らなきゃいけない時に限って、スマホがフリーズしてる



しょうがないから、その辺のおじさんに聞いてみる。

「すみません、この辺にiHopありませんか?」

「あぁ、それなら・・・」



アメリカで気をつけなければならない点。

道を知らないのに、平気で人に説明する人が多いこと。

今回も3人に聞いたけど、3人とも違うことを言っていた

まいったなぁ・・・と思った時に、女性のおまわりさん発見今度こそ



「iHop・・・確か・・・えっと・・・たぶんそこを左に曲がって、次の次くらいをまた左だと思う。」

・・・怪しい。

でも、ちょうどかずからtextが来た。

Lenoxじゃなくて、Lexingtonだった

Lしか合ってないし。



2人をお待たせしてしまい、大変申し訳ございません

そして、オムレツを注文。この他に、Ouidaがパンケーキ1枚くれた。





メニューにはないんだけど、「このくらいのサイズで、バナナをちょっとだけのせてほしいの。それから・・・」とか言うのが得意だよね、こっちの人。

玉子をもう1つだけ追加してほしいとか、これの代わりにそれにしてくれとか。

Papaが日本に来た時に同じようにデニーズで注文して、お店の人を非常に困らせていたなぁ、そういえば。



さて、笑える話もいっぱいして、お店をあとに。

かずがスタジオで練習。帰ってきたら連絡することにして、OuidaとNJへ行くことに。

電車と車、どっちがいい?と聞かれ、「あちこち連れて行きたいなら、車の方がいいんじゃない?」と答えた。



Harlemを歩きながら、「なんか落ち着くんだよね、Harlemって。」と言ったら

「You are Soul sista with Japanese body」と言われた。うれしい。



地下鉄でちょっと移動。Ouidaの家はWalker Memorial Baptist Churchのすぐそば。

駐車場で車をピックアップして、いざ出発。

「これ、読んでほしいの。」とファイルを渡されたんだけど、

「いいけど・・・車の中で読んだら吐いちゃう。苦手なの。」と答えたら

「No, No, No・・・」とファイルを取り上げられた。そりゃそうだな。



OuidaはHarlem出身なんだけど、NJの学校に通っていたんだって。

お母さんの考えで、いわゆる黒人社会にどっぷり浸かってしまっては、世の中の厳しさがわからないから・・・ということだったらしい。

NJの学校は白人の学校。全校生徒2000人のうち、黒人は20人しかいなかったという。

それはそれは厳しい環境だったらしく、その話をしながらみるみるうちに表情が曇っていった。

私たちには想像を絶する差別の世界。



自分が通った学校を案内するというので楽しみにしていたけれど、実はそういう暗い過去の部分を知ってもらいたかったようだった。

「NJって穏やかでいい所だね。おうちも大きいし、庭もあるし、緑もいっぱいだ。」と言ったら

「そうね。でも、私にはいい思い出の場所じゃないの・・・」と。



大きくて立派な学校を案内してくれた後、さらに車で走っていった。

「うわぁ、覚えてる、この道。まっすぐ行くと右にアイスクリーム屋さんがあるの。その向かいが私の音楽の先生のお宅で、そこで毎週ピアノのレッスンに行ってたの。そうそう、ちょうどここ・・・あっ

急にOuidaが大きな声をあげ、車を停めた。

もういないだろうと思っていたピアノの先生のお宅に、先生の名前が書かれていたのだという。

慌てて車を降りて、ドアベルを鳴らす。

しばらく応答はなかったんだけど、あきらめずに待っていたら、奥から日本人の奥様が現れた。

なんと、ピアノの先生の奥様。(日本人のToshiさん。)

「Toshi? I'm Ouida...」すると、奥様も覚えていたらしく、2人で熱いハグ。



10年前にたまたまOuidaが先生を訪ねていったら、先生が天に召された直後だったという。

ご主人も亡くなったので、もうここにはいないだろうと思っていたらしい。

それ以来の再会。大感激の2人。おうちの中を案内してくださった。

Ouidaは何も変わっていない・・・昔はピアノがこっちにあったわ・・・などと思い出していた。

Toshiさんは日本語話せるのかな?何しろ、英語だけでOuidaと先生とToshiさんの思い出話をしたり、

私がOuidaとどう知り合ったか、ゴスペルを通して救われた話などをした。



むかいのアイスクリーム屋さんはすごく有名だ、夕方になると駐車場から車があふれかえり、Toshiさんの家の周りも車で取り囲まれてしまうという。

そのことで、お元気だったご主人とお店のオーナーとでケンカになってしまい、それ以来1度もアイスクリームを食べていないという話も聞いた。

「でも、せっかくだから・・・私がごちそうするわ。行きましょう!」とToshiさんに誘われ、3人でアイスクリーム屋さんへと行った。



Van Dyk's Ice cream





昼間はお客さんが誰もいないよう。

結構広い駐車場だけど、ここに入りきらないくらい車が来るという。





昔ながらのアメリカのお店っていう感じ。





何にしようか悩む。





結局、昔食べていたというピスタチオのアイスに。





これだけ見つめるのには訳がある。

Ouidaがここに最後に来たのは・・・1976年のこと。36年ぶりの再会なの。





昔と何も変わらない味と感動しながら食べるOuida。

大騒ぎする私たちを見て、お店の女の子たちが不思議そうにしていたので、ToshiさんとOuidaで2人とお店の歴史について話し始めた。

女の子たちはどう見ても20代前半だったので、「ホント?信じられない」と、自分たちが生まれる前のお店の話を聞いて驚いていた。



OuidaとToshiさん。

なんと、Toshiさんは82歳今でもマラソン走っちゃうくらいタフなおばあさま

これを機に、時々遊びに来ます!と約束してた。素敵





さて、感激しまくった後はどこへ

私が知っている人に会わせたい・・・と言うんだけど、それが誰だか教えてくれない。

ん?この辺に知り合いになんていないと思うんだけど。



とある教会の駐車場へ。

誰かに電話している。「Emi連れてきた。」

誰だよ、おい・・・



立派な教会は、Mount Olive Baptist Church。









ようやくわかったのは、Conventionの仲間の1人であるTerenceがMusic Directorを務めている教会だった。

つい先日、「See you next year!」と言ったばかりですが

そして、Terenceに歓迎され、教会の中を案内してもらうことに。



教会の中には、AfricanAmericanの人たちの忘れてはならない歴史の数々が飾られていた。

このHistoryという写真。トイレなんだけどね。

Men, Ladies, Coloredって分けられてるの・・・





私が信じられないっていう顔をしていたら、2人とも「実際こうだったんだ。」と。

だから、「あたしもここだよ」と、Coloredを指さしたら、「そうだね」と笑ってくれた。



これは奴隷の人たちの学校。

「最悪の状況の中にあっても、私たちの先祖は教育によって進歩と成長が生まれるということを知っていた。」





これは昔の教会。

建物の中が暑くて、こうやって外で礼拝してたとか。とうもろこし売ってたりするんだって。





ちょうど教会でSummer Campしていた。子どもたちがいっぱい。





どこにでもいるのよね、先生の言うことを聞かない子。

「だから、靴を履きなさいって・・・何度言ったらわかるの」と怒られているのに笑顔。





礼拝堂。この他に、別の大きな礼拝堂もあった。





これがTerence。いつだったか、Conventionに向かっている時に空港で声をかけられ、話をしてみたら同じ会場に向かっていることが判明。

ただのおっさんだと思っていたら、実はSongwriterだということが後からわかった。





たまたま3人で話していたら、他の教会のMusic Ministerが来た。

うちのConventionになぜ来ないんだと、熱い勧誘が始まった。

「いいから一度来てみなさい。あなたも、あなたの教会も変わるから。ほら、Emiもなんとか言って」と

よくわかんないけど、私も勧誘することに



そして、ようやく帰ることに。予定よりずいぶん遅くなった・・・

でも、Ouidaのママのおうちに寄って、ちょっとだけ挨拶することに。

ママは10回も脳梗塞をおこしているんだけど、初めて会ってから12年経った今でも元気。

もちろん、体に麻痺もあるし、1人では生活できないんだろうけど。

私のことは理解していて、前に来た時に「あら、痩せたわね。」と言われたことも。

ほんの数分だったけど会えて嬉しかった。

「明日日本に帰るから、また来年来るね!」と言ったら、ちょっとビックリして、それからちょっと寂しそうにしていた。



Ouidaとはここでお別れ。目の前に地下鉄の駅があったので、「今から地下鉄に乗るよ」とかずにtextを送った。

Times Squareで待ち合わせ。

(本当はかずの家の最寄り駅で降りてほしかったらしい。そのtextは地下鉄に乗っていたので受け取れず。)



かずも来週には日本に帰国するので、親戚におみやげを買わなきゃいけないの。

私も昨日買ったけど、移籍ホヤホヤのICHIRO Tシャツを買いにヤンキースショップへ。





keicoからリクエストがあったので、M&Mのお店にも。

普段来ないけど、観光客向けのお店って考えられているんだよね。

すごい楽しかった。来年はここにも来よう。









そして、腹ペコな2人は・・・China townへ。

お目当てのお店ではなかったけど、めちゃめちゃ美味しかった~

また行きたい けど、もうたどり着けないかも

最初の一皿しか写真撮らなかったけど、チャーハンも美味しかったよ。野菜炒めは大量だったので残したけど。

これは、Beef with Oyster sauce





食べ終わっても、ずいぶん長いことおしゃべりをしていた。

今回の帰国では東京には寄らないので、また次に会うのは来年のNew Yorkか・・・

地下鉄に乗り、途中でお別れ。またね



さて、明日は帰国だ~

ピックアップは朝8時。結構早いぞ。

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今日は誰にも会わず、1人で過ごす唯一の日。

いつもはなかなか起きられない私だけど、気合入れて午前中からあちこち回ったよ。

これでUnlimitedのチケットも元が取れた



まずは72ndまでやってきた。

いいお天気。





Trader Joe'sでおみやげ買います。

近所にこんなお店があったら、毎日のように買い物に来てしまう・・・











次はColombus Circleまで下がってきた。

Whole Foodsをうろうろしたけど、Trader Joe'sの後で来ると全てが高く感じてしまい・・・結局ジュースしか買わなかった。



凄まじい数の





ただの野菜なんだけど、きれいに並べてあるから圧巻!





ここで一度ホテルに戻る。

なにしろ荷物が重い

そして、今度はHarlemへ。もう一度だけ食べたいんだもん、Soul Food



125stをテクテク歩く。

アポロシアター・・・一度も入ったことないんだけど。





もしNew Yorkへ行くことがあって、気軽にSoul Foodを食べたいなぁ・・・と思ったら、ここのお店がおすすめ。

量り売りのBuffetだから、好きなものを取ってレジでお金を払えばいい。

お店でも食べられるし、持って帰ってもいいしね。

125stあたりには何店舗かあります。Manna's Soul Food Restaurant





でもね・・・今回は苦労した。

工事の関係で移転していたらしく、最初にLenoxからwestに向かって125stをテクテク歩いても見つからない。

おかしいなぁ・・・角にあったんだけどなぁ・・・

他のお店はもっとeast寄りだしなぁ・・・と歩き続ける。

空腹で歩いているので、だんだん目がまわってきた。

どこいっちゃったのぉと倒れそうになり、あきらめてpopey'sに入ろうかとも思ったんだけど。

ふと工事で空き地になっているところに目をやったら、隣のビルの壁に大きく

「Manna's この下」みたいな看板を発見

やっぱり移転していたの

そして、昨日食べ損ねたフライドチキンも含め、カラードグリーンも山盛りとって、1人でモリモリ食べました。

いつもSoul Foodの時はアイスティーとレモネードのハーフ&ハーフを飲むんだけど、それが市販されているのを発見

しかも、お店で作ってもらうよりも甘くなくておいしかった~



日本人1人で、黙々と食べ続けているのを見て、周りのbrotherやsisterがニコニコ笑ったり、ウインクしてきた。

ごめん、相手する余裕ないわ・・・お腹ペコペコなの



満腹になり、なかなか動けずに座っていた・・・

ようやく落ち着いたので、Times Squareまで下りてきた。

The New Yorkって感じだけど、いつもは滅多に来ない。

駅構内も素敵です。













大抵、こういう所を歩いていると、「(観光)バスに乗りませんか」というお誘いをうけるもんなんだけど、全然観光客という扱いを受けない私・・・

そして、観光客の人に道を聞かれたり、「写真撮ってもらえますか?」と言われるだけ。





そして、ホテル周辺の34thまで戻ってきた。

今度はMacy'sに行って、とーるちゃんの誕生日プレゼント

いつもアメリカ滞在中に奴の誕生日が来るの・・・申し訳ないが、Conventionも誕生日も動かないので。



昨日買ったのもあるけど、今回のおみやげたち。





とーるちゃんのプレゼントはお洋服です。

お店のおっちゃんに「おぉ、これを選んだのか。」と言われて、「ダンナにあげるの。」と答えたところ、

「こんな素敵なプレゼントをもらえるなんて、なんてついてる男なんだい・・・」と

いかにもアメリカのお買い物という会話で大笑いしたのであった。





10時から出かけていって、この時点で18時。

脚がパンパンになり、痛くてしょうがない。

そして、疲れもハンパなく・・・やむを得ず昼寝

そして、起きたら23時。

まぁね、お昼にいっぱい食べたからいいんだけどさ・・・また夕飯食べそびれた。

部屋でお気に入りのBaked Lay's をちょっと食べて、荷造り。



明日はOuidaとかずとiHopでbreakfastからスタート。

NJに連れて行ってくれるらしいけど、どうなるかな 続きを読む

19:30に寝て、真夜中に目が覚めた・・・もう1回寝たら、きっと体力回復するだろう。でも、喉がアウトって感じだ。

声が出なくなる原因にはいろいろあるけれど、基本的には寝不足が一番ダメ。(発声が悪い場合はそれが一番ダメだけどね。)あと、冷房ね。



ハードな毎日で体だけでなくて喉の疲労もハンパない感じだったけど、それでも歌える状態だった。この1時間睡眠と移動がものすごいダメージを与えたのは間違いない。歌わなくても「今は声が出ないだろう」というのがわかる状態だった

礼拝が11:15からというので、二度寝。無理矢理寝るために、睡眠導入サプリを投入。



今回行く教会は、Ouidaが新しく行っている教会。Music Ministerの彼女は、お仕事として教会に行くわけだけど、契約している教会で演奏するのね。でも、母教会は今でも亡くなったお父さんが牧師を務めていた教会なので、「Ouidaの教会」という表現をすると、その正式なメンバーである教会を意味する。ちょいとややこしい。

「Ouidaが行っている教会はどこ?1人でも行ける場所ならそこに行きたいんだけど。」と言ったら、丁寧に場所を教えてくれた。

礼拝は11:15だけど、その前にダンキンドーナッツで10:45に会おう、とのこと。



OuidaはDUNKIN'DONUTSが大好きで、どこにあるかも全部わかっている。(ものすごい数だよ

ドーナッツを食べるのではなく、コーヒーを飲みに行くんだけどね。

ロゴの色がかわいくて大好きなんだって。ピンクとオレンジ、Ouidaのお気に入り。ああ見えて女の子らしいのさ。





そういえば、昔は日本にもダンキンってあったよね?最近見ないなぁ。。。と思って調べた。

1970年に日本上陸したダンキンは、ダイエットブームの影響もあり、1998年に米軍基地での店舗を残して撤退したんだってさ。それに対して、ミスドはドーナッツ以外のメニューにも力を入れることによって生き残ったとのこと。

なるほど。

なので、日本に来たらMr. Donutsに連れて行ってあげると言ってある。



昨日、Ouidaから「賛美リードしない?」って言われた。HarlemのBlack Churchで、私なんかがリード取っちゃって大丈夫と思ったんだけど、それよりも声が出ないので丁寧にお断り。あぁ、せっかくの機会だったのになぁ。



さて、New Yorkでは1人でSubwayに乗って大抵どこにでも行けるのだが、困るのが時間。普段、乗換案内で検索して、何時の電車に乗れば何時に着く・・・という感じで生活している日本人にとって、何時にどこ!と言われても何時に出ればいいのかわからない。そして、このくらいあれば大丈夫だろう・・・と思って出ると、全然電車が来なかったり、あるいはあっという間に着いてしまったりする。

New Yorkの地下鉄は、週末だけわけのわからんルートに変更になったり、その駅だけ停まらないとかもよくあるので、アナウンスが聞き取れないとかなり厳しい。最近は車内に電光掲示板があって、次の駅は○○とかいう表示がでるようになったのでずいぶん良くなったけど。



昨日、夕飯を買う時に一緒に買ってきたヨーグルトとオレンジジュースで朝ごはん。

これ、おいしかったよ。

Homemade Granola, Fat free yogurt and fresh fruits





アメリカだからね、ちょっとくらい遅刻しても大丈夫。(アメリカに行くと、モードが切り替わる)

早く行っても、Ouidaが全然来ないこともあったしなぁ・・・(1時間、ボーっと店の前に立っていたことも)

なんて思いながら出発。

駅の真上にあるホテルなので、移動はとても楽。(いつも使っているホテルはSt.が2本下、Ave.も3本くらいEast寄りなの。グリーンの⑥っていうy電車の駅は目の前だけど。)



駅に来て、1weekのUnlimited Cardを購入。なんですって、29ドル

また値上がりしたのかしら・・・と思いつつ、クレジットカードで購入・・・しようとしたのに、なかなか読み取らない。しかも、カードonly

ここで相当時間のロス。駅員さんのいる改札に行くには、一度外に出て移動しなきゃいけないので、必死。

ようやく購入できて、ホームに行く。全然電車来ない・・・

そして、ホームは電波届かない

完全に遅刻なのに、連絡が取れない状態。

でも、「ダンキンには行かなくてもいいけど、礼拝には間に合うだろう。」と思ってた。



11:03にOuidaに電話。留守電。「ごめんね。遅れたから直接教会に向かってるんだけど・・・見つからない

123st and Lenox which is also Malcolm X Blvdという住所はわかっているし、今歩いているところは間違いないんだけど・・・黄色い建物・・・



Lenoxから歩いて行って、Malcom X Blvdまで行ってしまったのでUターン。

電話はつながらないし、まいったなぁ・・・と思っていたら、なにやらヨーロッパからの観光客らしき人たち数名が入っていく建物が。

あれ?と思って見てみたら、こんな立て看板が。





で、入り口に立っているおじさんに聞いたら、ここだった

黄色って言われたから、The黄色!っていうのを想像していたら・・・淡いクリーム色だった。Ouidaめ・・・



中に入ってビックリ。白人がめちゃめちゃ多い。ここ、Harlemですけど・・・

席についてしばらくしたら、ピアノの後ろの部屋からOuidaが現れた。

手を振って、「Sorry」と口で伝える。ニコッと笑っていた。



クワイアはいない。3人のシンガーズらしき人が前に出てきた。

I will bless Thee O Lord~

・・・ガーン、超へたくそ。全くリードできてないし。

しかも、曲を知らない観光客がいっぱいなので、会衆も全然歌えない。

素敵なWorship experienceを求めてやってきた私としてはがっかり。

あぁ、やっぱりリード引き受けるべきだった・・・と、おっさんのような声で賛美しながら思っていた。



途中でOuidaにバトンタッチ。

あまりにも歌えない会衆相手に、ちょっとしたmini workshopのようにして歌を教え始めた。

これならどうだ?と、Oh Happy Dayまで飛び出した。

これには白人の皆さんも大喜びだけど、クラップが裏打ちできない



初めて来た人による自己紹介の時間。

イタリアから来ました~という人に続いて、私も自己紹介。(昔、ちゃんと自己紹介できなくて、Ouidaに怒られた時があった

「藤崎恵美子といいます。日本から来ました。所属教会はGosple Church Tokyoという日本の教会です。Music MinisterのOuidaの友人で、先週はWashington D.C.で開催されていたThomas A. DorseyのConventionに参加し、昨日New Yorkに来ました。ここで皆さんと一緒に礼拝できることを感謝しています。」

バッチリ。

前は名前しか言わなかったの。そしたら、自分の友人であること、所属教会はどこか、なんでここに来たのかを説明しなければダメだ!!と怒られたのよ・・・学んだのさ、私も。



さて、ゲストスピーカーReverend Charles Johnsonによるメッセージ。

「Lifeguard 911」というタイトルで、海でおぼれそうになった時のたとえを用いながら話してくれた。

人生の中で緊急事態に陥ったら・・・

・恐れず、助けを呼び求め続ける

 人生の暗闇の中に落ちてしまった時、あなたはそこから抜け出したい!と思いますか?

・神の救いの上に立ち続ける

・あなたを助けてくださる神を探し続ける

どんな暗闇の中であっても、神はあなたを支え続けてくださる。

神こそが救い主で、神はあなたが泣き叫ぶ声を聞いてつかまえてくださる。

・・・めちゃめちゃわかりやすくて、とっても良かった



メッセージに続いて、Ouidaがピアノで賛美を続けていた。

正直、音楽的にはもうどうでも良かったんだけど、ここでグッと心を奪われた。

何か特別なことを弾いているわけではなく、淡々と続くピアノの音・・・それなのに、込み上げるものがあった。

OuidaがI look to You・・・と歌いだした。Whitney Houstonの最後の曲。

私は神を見上げる・・・その歌詞を聴いた途端、涙がこぼれた。

今日、私は神を礼拝しにこの場所へやってきた。それなのに、素敵な賛美を期待していた。

それは礼拝ではなく、コンサートを期待するかのようだったに違いない。

メッセージを聴き、この賛美を通して、私は今、礼拝している。



その後、祈ってほしい人は前に出てきてくださいと牧師が言った。

私は前には行かず、席で泣きながら礼拝し続けていた。

前に出た人たちへの祈りが終わると、牧師が私のところへ歩いてきた。

「主よ、彼女の上に祝福を・・・このアメリカの地でたくさんの祝福を受けたと感謝し、今涙しながらあなたを礼拝している彼女の上に・・・」と祈ってくれた。



礼拝が終わった。泣きすぎて、ちょっと抜け殻のようになってしまった。

礼拝後の様子。





Ouidaのところに行き、「Ouidaの賛美で泣いた・・・」と言ったら、

「ピアノ弾きながらEmiが泣いているのを見ちゃって、あたしも泣きそうになったから目を閉じたわよ

私はOuidaのworkshopの時に神の存在を確信した。12年前のこと。

彼女と会う度、彼女の賛美を聴く度、初めて神を感じたあの日のことを思い出す。

どんなに自分がちっぽけな存在なのかと感じ、神の偉大さの前にひれ伏したくなるようなあの感じ。私はいつまでも忘れたくないと思う。



そんな我が心の師匠でもあり、私のsisterでもあるOuida。





いっぱい泣いたらお腹もすいたぞ。さぁ、念願のSoul Foodじゃ。

車でおなじみのCharlie'sにやってきた。





これがSoul Food。

私が大好きなのは右上のCollard Greens。あまりの美味しさに雄たけびをあげました。

これが日本でも食べられたらいいのにねぇ・・・この葉っぱ自体がないんだよね。

そして、右下はマカロニチーズ。インスタントではこの味は出せない。

左下はチキンを煮込んだものね。

で、初挑戦は左上のレバー。

Ouidaに食べてごらんと言われて挑戦したんだけど、うまっ

Ouidaは私がレバーにビビってると思ったらしいから、「あたしね、レバー大好きでね、日本ではこれを生で食べるんだよ。」と言ったら絶句していた





Buffetだったからおかわりできるんだけど、苦しくて食べれなかった。

あぁ、悔やまれる。フライドチキン食べなかった・・・



ここでOuidaとモリモリ食べていたら、Ouidaのreal brotherがやってきた。クルーズ以来の再会。

そして、さっきの牧師もやってきた。

「ねぇ、僕が君の教会に行ったら通訳してくれる?」

「あたしはできないけど、通訳できる人ならいっぱいいるよ。でも・・・日本語勉強してきて。」と言ったら、みんな大爆笑。

Ouidaのbrotherは「ロゼッタストーンを買えよ」と言ってた。



その後、取り留めのない会話が延々と続き・・・どうにか地下鉄の駅まで送ってもらえた。

ホテルに戻って、かずに会うことになっていたの。

「ごめん、ようやく解放された・・・」といテキストを送る。



地下鉄で下り、ホテルに戻る。

油断したら寝てしまいそうなので、ネットしながら連絡を待っていた。

連絡こないなぁ・・・と思ったら、3通続けてtextが。「もうすぐ着くよ」→「着いた」→最後のは「Oi(おいっ!!)」

あわててロビーに下りていく。

1年ぶりのかず。今年はkeicoが日本に帰国中なので、久しぶりに2人だけ。(keicoがこっちに来るまでは毎年そうだったんだよなぁ。)

そして・・・久しぶりの日本語



何をしたいということもないので、ぶらぶらすることに。

1人じゃあまり行こうとしないSOHOあたりに連れて行ってくれた。(私は安物しか購入しないので)

これ、地下鉄の駅のwallね。こういうのがいいよね。





かずが「俺、ちょっと腹へったなぁ・・・まだ食えないよね?」と言った。いいよ、お茶するから・・・とか言って一緒に入ったPizzeria。こじんまりとしてたなぁ。

お店の名前も場所もわからないけど、ZAGATでいい評価をもらっているお店のようだった。

ピザを1枚注文した。

これが・・・激うま結局、私も4分の1食べた。





そして、久しぶりにおいしいコーヒーも飲んで、しあわせ気分。

ちなみに、デザートのティラミスはダメだった。



その後もぶらぶらして、道端で売っていたかわいいTシャツとエコバッグなんかを買った。

そして、かずとkeicoのお友達のしおりちゃんの家にお邪魔。

Queen'sのAstriaという普段は来ないエリア。ラテンな香りがしたね。

翌日、babyを連れて日本に帰国するというのに、ダラダラといすわってしまいました・・・

しおりちゃん、ありがとう。



地下鉄に乗り、かずとは途中でお別れ。

ホテルの近くの駅から地上にあがったら、いつも来ないところにCVSを発見。食料品を買って戻る。

明日は誰とも会わないフリーな1日。遊ぶぞ~ 続きを読む

1時間の睡眠で起きる。

他にフライトの選択なかったかなぁ・・・と後悔。

でも、Conventionが終わって、みんながホテルを去ってから残されるのも微妙なのよ。ものすごい喪失感。

だから、みんなが起きる前に消えた方がいいの



とはいえ、朝の5時。

数時間前まで仲間がうろうろしていた廊下も静まり返っている。

フロントに来たら、外に救急車が停まっていて、すごいことになっていた。

「どうしたの?」聞くと、「ねぇ・・・こんな時間なのに・・・」とフロントの人。







シャトルを待っていたらConvention familyの一人のおばあちゃんが救急車で運ばれていった。

いつもピアノ弾きながら歌ってる、結構有名な人なんだけど・・・

私を見つけて、ストレッチゃーの上で「I'm sick!」って叫んでた…大丈夫かなぁ…



ちょうど同じ時間に帰るのか、友達を送るのか、Cedricも車で現れた。

普段からTwitterでやりとりしているので、あんまり離れている実感がないんだけど。

またね~



しばらくして、シャトルが来た。

途中で事故があったりしてちょっと時間がかかったので、これ以上遅くに出発しなくて良かった。

早朝なのに、空港は結構混んでいたしね。

朝焼け・・・





ゲートに向かって。





もうすぐ選挙。





ワシントンダレス国際空港。





チェックインの時に、「あなたのフライトは満席です。もし他の方にあなたの席を譲ってくださるなら150ドル差し上げます・・・」というインフォが。

急いでません。お金もらえるなら譲るよ~なんてのんきに考えていたんだけど・・・

実は使用する機材が到着していないとかで(またかよ

私のフライト、遅れるそうです

人に譲ってる場合じゃない。

1時間しか寝ないで来たのに、2時間も遅れるって

ホテルで寝てくればよかった・・・空港じゃ寝れないよ。



カウンターに並んでいたら、スペイン語しか話せないおばちゃんがパニクっていて八つ当たりされた…

スペイン語と英語を話せる女の子を見つけて、どういう状況なのか説明してあげたけど、ため息ついただけ。

あっちもこっちも怒ってる。

向こうのカウンターでは「こっちは金払ってんだよ」という怒鳴り声。

まぁ、基本的にみんなお金払ってるよね

怒鳴っても変わらないから落ち着こうよ。

こういうのが日本とは違うところだなぁ。



今にも寝てしまいそうだったけど、朝食食べて、コーヒーがぶ飲みして(めっちゃ薄い・・・さすがアメリカ)

搭乗口に戻ってきたけど・・・更に30分は遅れるとか。

ようやく乗った飛行機。ちっちゃ





13Bという席だったんだけど・・・最後尾。トイレの前。最低。

キャビンアテンダントのおばちゃんがおもしろくて、

「たまにトイレのドアが開かなくてパニくる人がいるから、あなたがえいっ!て開けて上げるのよ」と言ってた。





小さい飛行機だからねぇ・・・揺れるんだよねぇ・・・

空港まで1時間、2時間半のdelay、1時間のフライト。

電車だったらとっくに到着してたな。ガーン。



そして、ようやくJFKへ。ただいま、New York

シャトルを予約して、30分後にピックアップ。

最初は後ろの席に座らされ、「うわぁ・・・酔いそう・・・」と思っていたら、家族連れが来たので助手席に座れと言われた。

ラッキー!と思って前に行ったら、間違って運転席のドアを開けてしまった

「おいおい、おまえが運転するのか」って他のお客さんに大笑いされ、

「ごめんなさい~、日本だと逆だからさ・・・」とか言っていたら大盛り上がり。



盛り上がった勢いで、後ろのおじさんに話しかけられる。

「アメリカは初めてかい?」

「ううん、毎年来てるの。昨日までWashington D.C.でゴスペルのConventionに参加していてね・・・」

なんて話していたら、なんとビックリ。彼はL.A.在住のゴスペルのミュージシャン

しかも、昨日まで一緒だった数名と友人だということが判明。

どうりで、何か仲間のような空気を感じたのね。

不思議なもんです。



マンハッタンが近づいてきたよ。









ホテルに到着。

今回は30%オフになっていたHotel Pennsylvania。

前にも一度くらい泊まっていたけど・・・なんかちょっとリニューアルした?

巨大すぎて、フロントとかわけわかんない感じ。

冷蔵庫がない部屋だとあきらめていたら、なぜか置いてあった!

そして、飲みかけのアイスティー入り



爆睡しそうだったけど、食料調達に出かける。

ついでにちょっとお買い物したけど、歩きながら寝落ちしそうになった。



工事中のMacy's。





数年前、長期滞在していた我が家。





10ドルのドレスを2着買って、フラフラになりながら食料と共にホテルに戻る。

食べながら寝てしまいそう。

そして、19時半に限界を感じてbedに。

睡眠時間1時間で移動はきつかった・・・



明日は日曜。

Ouidaの教会に行って、Soul Food食べて・・・それから・・・ 続きを読む

いよいよ最終日。

夜、Pre-teenとYouthのコンサートに行くぐらいしか予定がないので、Leonardと一緒に郵便局に行って、日本への荷物を送ることにしていた。

昨日の夜、「じゃあ、明日電話してね!」と言ったんだけど、電話がない。

荷造りして、ちょっとCD買いに行ったりして部屋に戻っても、まだ連絡がない。



ballroomをのぞいたら、ちょうどPre-teenのリハーサル。

Carleeがソロを歌ってた!

私を見つけてもじもじしてる・・・ちゃんと歌いなさい・・・





部屋に戻ってLeonardに電話してみたら留守電。しかも、メッセージがいっぱいで、メッセージも残せない状況。

Chuckに電話しても留守電。Leonardを見つけたらEmiが探していたと伝えてくれとメッセージを残す。

続いて、奥さんのMarilynに電話。すると「あたしも探してるのよ・・・」とのこと。

部屋に電話しようにも、ルームナンバーが・・・600だったかな???



気づけば15:30。郵便局・・・

と思っていたら私の部屋に電話。Leonardだ。寝ぼけた感じ。

「どこにいたの?みんな探してたよ。」「ん?部屋だよ。誰も部屋にかけてこないよ。」

「こんな時間まで部屋にいるとは思わないでしょ!」

しばらくすると、部屋まで荷物を取りに来てくれて、一緒に郵便局へ。

(車じゃないと行けないところだったから助けが必要だったの。)



郵便局から戻ると、娘のCrystalが非常事態。

今夜のコンサートで彼女がドラムを演奏するはずの曲だけがカットされ、Bathroomにこもって泣いているという・・・

それと、明日、私を送ってくれるドライバーを絶対見つけるから!とか言ってて。

いいよ、あきらめて4:30amのピックアップでシャトルで帰ると言ってるんだけど、なんとかしたいらしい。



部屋に戻り、ちょっとパンを食べてからコンサートに行くことに。

去年知り合ってから仲良くさせてもらっている、ゴスペル界の大御所プロデューサーKevin Bondが来ているという。

Twitterで「友達のKevin Kellyとお寿司食べてます」って書いてあったから、

「あたし抜きでお寿司ですって!?」とツイートしたら、「Emiのこと探してたけど、みつからなくて・・・」とのこと。

じゃあ、コンサート会場で会おう!真ん中の左サイドに座ってるから・・・などとやりとりを続けていた。

残念ながらballroomの電波状況が悪く、ロビーに行ったり、席も戻ったりを繰り返していたら、Carleeのソロを逃した。まずい、非常にまずい・・・



結局、Youthのコンサートが始まる直前にKevinを発見

すごい人なんだよ。

今までプロデュースしてきたアーティストは・・・

Donnie McClurkin, Kirk Franklin, Kurt Carr, Marvin Sapp, Hawkins Family Ricky Dillard, Yolanda Adams, T.D.Jakes・・・などなど。

あのアルバムも、このアルバムも、ほとんど手がけているという大物。

そんなすごい人なんだけど、去年アトランタでお会いしてからちょくちょく連絡くれるの。



これを撮った直後に、「Happy to see my friend Emi from Japan!」と、写真付きでTwitterにアップしてた。

何人が私の写真を見たことか!





その後、遠くに座っていたLeonardから外に出るようにと合図が。

「遂にみつけたんだ、Emiを送ってくれるドライバーを!」と。

そして、知らないおじさんを紹介してくれた。

「Emi、この人はNew Yorkに住んでいてね・・・」

そう。なぜかNYに住んでいる人を探していたのよね。

「New Yorkまでは3時間ちょっとかな・・・」とかいうから、

E:「え?1時間って書いてあったよ。」

L:「1時間のわけないだろう・・・」

E:「でも、8:23に乗って、9:30くらいには飛行機は到着するって・・・」

L:「飛行機だって

なんと、Leonardのすごい勘違い。私をNew Yorkまで車に乗せてくれる人を探していたのだ。



私がLeonardに送ったのは・・・

「ホテルから空港までのシャトルを予約したの。私のフライトは8/11の8:23なんだけど、シャトルが4:38 - 4:53の間にピックアップに来るっていうの!!ホテルから空港まで28マイルなんだけど、早すぎると思うんだよね。

で、シャトルのカスタマーサービスにせめて5:30に迎えに来てほしいって言ったら、「時間変えるのは可能だけど、もしそれであなたがフライトに間に合わなくても当社は一切責任を負いません。」って言われたの。どう思う?5時前に出発すべきかな?」

っていう文章。

Leonardは「その日は俺もお昼には出発しないといけないから、送ってあげられないんだけど・・・誰か探してみる!」と言ってた。



でも、朝っぱらから送ってもらうのも悪いじゃない?知らない人に。だから、ついでに空港行く人がいるなら・・・と思って、とりあえずシャトルの予約はそのままにしておいたの。(結局、この日の夕方に電話して5:30に変えてもらった。)

Leonardが送れないのは、その後クリーブランドまで6時間のドライブがあるから、その前に往復2時間のドライブはきつい!という意味だと思っていたの。

そしたら、「Emiをニューヨークまで送りたいのは山々だけど、クリーブランドに帰らなきゃいけないからできない。」という意味だったらしい。



勘違いが判明し、大爆笑で「ご迷惑をおかけしました・・・」となった。

これで一件落着。コンサートに戻る。



パワフルでちょいと賑やかすぎる感じもあるYouthのコンサートだけど、1曲すごいことになってしまい。

The Presence of the Lordが満ち溢れ、号泣する人が続出。

ものすごいWorship timeとなったのだった・・・



そして、このコンサートをもってConventionはクローズ。

最後は全員で1つの大きな輪になって、手をつないでお祈り。

Kevin Bondが「Emiの隣がいい!」と言ってきて、左にKevin Bond、右にKevin Kelly(素晴らしいドラマー!!)という贅沢な環境でお祈りtimeとなったのでした。



さて、写真撮影タイム。



JasonはYouthのMCを務めてました。

お気に入りのうがい薬とキャンディーをプレゼント。





去年、日本に留学中に一緒に京都にも行ったKayla。

なんとお礼のカードと一緒に50ドルが!!





Leonardの家族。

来年はCrystalがママを抜いてしまいそうだね。

心臓の手術をした、あの子だよ。もう14歳。

結局、コンサートが始まる前のPraise & Worshipでドラムを叩かせてもらえたのでした。





全部終わって、チェックアウトの手続きをしているLeonardのところへ。

別に行かなくても良かったんだけど、最後にお話できる機会だと思って、一緒にごはんに行くことに。

クリーブランドから初参加の若い男の子も連れて、2台に分かれて出かけたんだけど、金曜の夜中は昼間以上の盛り上がり。

近くにはお店がみつからず、散々ドライブして、結局iHopに。

明日も早いし、take out。





ここでまたまた勘違い。

New Yorkまでは無理だけど、空港までなら送る気まんまんだったLeonard。

「え?いいよ。シャトルが5:30にピックアップにくるもん。もうキャンセルできないでしょ。」

そんな無駄遣いはやめろ、俺が送るから・・・って言ったんだけど、キャンセルは4時間前まで。

ギリギリだったけど、深夜だから電話もつながらず。

気持ちはうれしかったし、本当はレナードの車で行きたかったけど、「ありがとう。大丈夫。」と断った。



夜中にはtoo muchなパンケーキセットを持ち帰り、ホテルのロビーでお別れ。

もう2時。食べて、パッキングの残りをやって、1時間だけ寝て起きることに。

うぅ・・・しんどい。 続きを読む

早いものでもう木曜日。

今日のMass Choirのコンサートが終われば、私の出番はなくなる。

数年前までは、最終日の金曜がMass Concertとなっていたんだけど、Massには年齢制限がないため、おばあちゃんとかもいるわけで・・・最後の最後の深夜まで歌うことが体力的にもきついということになって変更に。

代わりに、最終日はPre-teenとYouthによる大迫力のコンサートとなる。

(うちのYouthは本当に素晴らしい。でも、ずっと聴いていると音圧で疲れてくる



せっかくアメリカまで行ってるのに、最終日がフリーっていうのもなぁ・・・と思った時もあったけど、やっぱりこの日程がいい。

自分が真夜中までコンサートで歌い、その後でごはん食べに行って、帰ってパッキングしてチェックアウトとなると、かなりバタバタするの



今日がコンサートだというのに、たいしたリハもしていないような気がする。

いろいろ歌ったけど、結局コンサートではどれを歌うんだ

Massを仕切っているLeonardは毎日ハードワークでかなりお疲れ。

ミュージシャンが譜面をちゃんと送ってこなかったり、約束の時間に現れなかったりで、限られた時間の中でconcertまで持っていくのは本当に大変。

しかも、今までアシスタントだったJeanが去年亡くなって・・・とっても仲良しだったのに、それを誰も知らせてくれなかったんだって すごく悲しんでた。

私も知ってる人だけど、病気だったのも知らなかった・・・

私はLeonardのアシスタントのようなものなので、時間をみつけては曲順やSoloを一緒に考えたりする。



昨日は別のコンサートがあったので、頭の中がぐちゃぐちゃ。

みんなも経験あると思うけど、コンサートまでは必死になって歌詞を覚えるのに、コンサートの後は必要ないのに歌詞もメロディーもしっかり頭の中に残ったりしない?

2つの別のコンサートが続くので、本当は頭を切り替えないといけないんだけど、それが難しい。



最後のMassのリハ。

新しいSongwriterのあまりパッとしない曲があったんだけど、見事なLeonardマジックで素晴らしい曲に変身した

ホント、あの曲を聴いて、コンサートで採用しようと思うのも不思議なのよねぇ。

その曲がもっている未完成の部分を「こうすれば変わっていく」っていうイメージまで聴き取っているというか。

私が選曲すると、絶対ボツなんだけどね。



リハの後、Jasonに会った。

Jasonは他でお仕事があったため、途中から参加していたらしい。

先日、廊下で「Emi~」と大声で叫ばれたんだけど、薄暗くてよく見えずに困っていたら、飛び跳ねながら手を振っているJasonがいた。

元気だった?というひと言に続いて、「次、いつ日本に行けるの」と目を輝かせていた。

そうだねぇ、早く呼んであげたいんだけどねぇ・・・

重い腰があがらない人たちに代わって動くべきか。悩む。



リハの後、「疲れてない?」と聞かれ、「大丈夫、ちょっとお腹がすいているだけ。」と答えたら、「Emiはいつもhungryだなぁ・・・」と笑われた。そんなことないぞ

でも、コンサート前に軽く食べて、終わったらごはん食べに行くんだも~ん



2時間くらい空き時間があったので、ちょっと仮眠して、軽くパンとスープを部屋で食べてから集合場所へ。

最近、ちゃんと時間守るんだよね、みんな。

ゲストアーティストが到着しないと、携帯片手に困っているLeonard。





恐らく歌を覚えていないだろうに、おさらいなどは一切しないMassのメンバー。

今年の衣装は、黒にパール。袖も肘が隠れる長さ、丈も膝下と言われたけど、連絡が行き届いていない。

だいたいねぇ、Facebookやメールを使いこなせる年代じゃないんだよ





ここで曲順が発表される。なんと、あのLeonardマジックの曲が入っていない

あんなに歌いこんだのになぁ・・・

そして、パートごとに並んで会場に入る。



アルトの皆さん。





Beaもご機嫌。だけど、きっとコンサートの終わり頃になると変わるはず。





今回はMassで歌う曲が少なめで、合間にゲストアーティストが賛美する時間が結構あった。

Leonardの教会のメンバーというJessica Ruizという若い女性が歌う時、3人のバックシンガーの中にLeonardがいた。

あれ?珍しいなぁ・・・と思って後で話を聞いたら、Jasonにお願いしていたのに来なかったんだって

なんじゃそりゃ。



Bruce Parhamという人が、さっきなかなか到着しないで焦っていた人。

すごく良かったけど、Leonard曰く、昔はもっとすごかったんだってさ。





途中、Conventionの常連でもあるFreda Battleもゲストアーティストとして登場。

CD出したんだって。

その中で、2年前かな?Massのコンサートで歌った曲が入っているので、それを一緒に歌った。

Fredaの曲だと、Voceでは「As For Me and My House」とか「Here Is Our Praise」を歌ったことがあるね。



目玉のアーティストはJanathan Nelson

私が知っている曲は1曲だけなんだけど、それを歌わずに終わってしまい、「えぇ・・・」と思っていたら、

MCをしていたMorganが「My Name Is Victoryを歌ってもらいたいなぁ。」と言ってくれた

まさにこの曲。私が唯一一緒に歌える曲







なんだかんだで結構長くなってきた。

そして、リストに入っていなかったLeonardマジックの曲も歌ったり(みんな、ちょっと動揺)、若干のハプニングもあったけど、無事にコンサートは終了。



私の両サイドで歌っていた、BeaとDebra。

Beaは後半になると「まだ歌うの?」「立てですって?冗談じゃないわよ、私は疲れたわ・・・」と愚痴ばかり。





今年、新しいPresidentに就任したDr. Marabeth Gentry。

「Emi~、戻ってきてくれてありがとう。写真撮ろう!」と声をかけてくださった。





Richard Smallwoodも来てました。

お年寄りに撮影を頼むと、頭が切れることがよくあります・・・





今日のMarcellaの衣装もすごい・・・





Me and Mom。そろそろ日本に遊びにくれば?と言ったら、「このままEmiと一緒に行く」と言ってた。





Leonardの三女Carleeはもう8歳。抱っこが重くなってきた。





毎年一緒に写真を撮っていたのに(いつも別れが寂しくて泣いているDenise)、去年撮り損ねた・・・と泣いていたDenise。

今年は笑顔で撮れました。





1年間で20キロもダイエットしてきたChuck。





遂にソロを歌うこともなく終わってしまったけど・・・Papaは相変わらずです。





KyleにあげたByron Tシャツを嫁が着ていた・・・





左からLeonard, Freda, Avis, Stephen。

ずっと鬼のように怖かったAvisも、ここ数年は私に優しい。

といっても、怒っているのか怒っていないのかわかりづらいので緊張するが。

「Emi、飴くれる?娘のAjaがあんたがいい飴持ってるって言ってたんだけど。」と、無表情で言ったりする・・・





みんなとの撮影がひととおり終わると、急いで着替える。そして、ごはん食べに行く。

今日はChuckが車を出してくれるので、Chuckの奥さん、sister、そしてLeonardも一緒に行くことに。

でも、忙しいLeonardがなかなかつかまらない。

待ちぼうけのChuck。ちょっとかっこよくきまってます。





みんなでSoul Foodを食べようと行っていたけど、Soul Food restaurantは満員。で、もうちょっと先のお店に行ったら・・・

同じことを考えている仲間であふれかえっていた。

知っている顔ばかり。



Leonardはホッとしたのもあって、思考回路が停止。

お疲れ様~ 明日はのんびりできるね!



あと1日でみんなともお別れ。寂しくなるなぁ。 続きを読む