14:05の日暮里スカイライナーを予約しているので、ホテルの近くでランチしてから成田に向かうことに。
比較的新しそうな駅前のビルに何軒かレストランがあり、メニューを見て…
「エビフライだ!これにしよう!」と。Leonardは海老が大好きなので。
どうやらフレンチのお店ですが、ランチは普通の洋食屋さんみたいな感じ。

スープかお味噌汁が選べるのですが、クリーミーなポタージュだったので、アレルギーのあるLeonardはお味噌汁。
私がポタージュの写真を撮っていると思って、この顔。

Leonardはエビフライだけのセット。
私はエビフライ、コロッケ、ハンバーグのセット。

「ウギャー、きゅうり!!」と言ったら、すぐに取ってくれた。(笑)

量が少なめだったので、大丈夫かな…と思ったんだけど。
「フライト前にちょうどいいね!」とか言ってるので、とりあえず大丈夫らしい。

余裕をもって山手線に乗り、日暮里には30分くらい前に到着。
待合室でおしゃべりしながらのんびりして、そろそろ時間という頃にホームへ。
「電車に乗ったら、昨日買ってもらったリンゴのデニッシュ食べる~」
「…やっぱり足りなかったんでしょ、ランチ」
「えっと…まぁ…そうかも」
あれ?過ぎてる…電車来ない???
と思ったら、アナウンス。
「お客様にお伝えいたします。14:05発のスカイライナーは、ポイント故障のために運休となりました。つきましては…」
やばい!!
「Leonard、走るよ!!」
日本語のアナウンスしかなくて、ポカンとしている外国人たちに
「キャンセル、キャンセル!!あっちの電車に乗れって」と英語で説明したら、
「あ、ありがとう。よし、あっち行くぞ!」と大移動。
京成線なんて普段乗らないからわからないけど、たぶんこれに乗ればいいんだろう…と、スマホで乗換案内しながら各停に乗る。
途中で特急に乗り換えよう。
「こんなことあるんだね~」なんて話しつつ、スマホはしっかり睨んでいた。
車内で困っていそうな3人組に話しかけたら、とりあえず成田だと言うので「一緒に来て」と。
「通訳ができたから、もう大丈夫だ!」と喜ぶ3人組はニュージーランドからのお友達3人組。
ラグビーワールドカップを観に来たんだけど…決勝まで残ると思っていたオールブラックスが負けてしまって…とのこと。
でも、日本の料理が何を食べてもおいしくて、世界あちこち旅行してるけど、ベストだったと。
そして、今まで旅行した各国の話なんかで盛り上がる。
京成高砂という駅で乗り換えらしいので、3人も連れて電車を降りる。

ここで、またアナウンス。
特急も運休になったとのこと。はぁ!?
しかも、日本語のみのアナウンス!!
「特急も運休になったから、次の電車に乗り換えるよ」
「はーい」
成田行きの各停に乗り込んだら、泣きそうな中国人を発見。
「大丈夫?」と声をかけたら、「日本語わからなくて…成田空港に行きたいんだけど…」と。
「大丈夫。私たちも行くから、一緒に行こう!」
「ターミナル、どこですか?」
「ターミナルが違っても電車は一緒だから。安心して。」
こうして、5人を引き連れて移動。
次は佐倉で乗り換え。
「はい、次で乗り換えるよ!」
「はーい」
ようやく成田空港行きの電車。
座ったら、隣でオロオロする男性。
「大丈夫?」
「成田空港に行きたいんだけど…」
「私たちも一緒よ。大丈夫!」
「良かった…」
彼はウェールズから来ていて、やっぱりラグビー観に来ていた人だった。
大盛り上がりの車内。

「君もラグビー?」
「いや、僕はミュージシャンで…」となり、ワークショップの話なんかもした。
ニュージーランドの1人が結構ゴスペルに詳しくて、Kirkの話になり…
「この間、来日公演あったの。キーボーディストが友達だから、楽屋に行ってね…」と

とか

を見せたら
「…友達なんだ。すごいな。もしかして、この人も有名なの?」
「まぁ、有名といえば有名だけど…」
と言ったら。
最後にちゃんと写真撮りたい!と言われた。(笑)

ちなみに、中国人は1つ手前のターミナルで降りて、ウェールズくんは時間がないので走っていった。
予定より1時間も遅れ、急いでカウンターへ。
案の定、2kgオーバーと言われたので
「Leonard、これ使って!」と、こんなこともあろうかと持ってきていたトレジョのエコバッグを渡す。
軽そうなものを詰めようとするから、
「違う!重いものを出さなきゃ意味ないから…」と、他の洋服を詰め込ませる。
なんとかセーフになり、「間に合った…」とセキュリティチェックへ。
お茶でもしながらゆっくりするつもりだったけど、とりあえず「じゃあね、またね」とお別れ。
そして、セキュリティチェックを見守っていたら…
あーあ、早速エコバッグ持たないで行っちゃったよ。
…と思ったら、慌てて戻ってきた。
バッグつかんで、「忘れそうだったけど、持った!」とジェスチャー。
わかった、わかった。(笑)
そして、私はそのまま予約していたラフィネに直行し。
「背中、鉄板みたいですけど…大丈夫ですか!?」と言われる。
帰りはスカイライナーが動いていたので、「来る時大変だったんですよ、英語のアナウンスなくて…何人も空港まで連れてきたんですから」と言ったら、
「すみません、ありがとうございました!」と。
来年オリンピックだよ?大丈夫なのかね、日本は。
翌朝、Leonardの飛行機がクリーブランドに着陸した直後に
「着いたんでしょ?言わなくてもわかってるんだから」とメッセージを送ったら…
「Emiはエアラインのトップの人なのか!?(笑)」と返事が。
日本では寝不足続きの毎日だったけど、機内ではよく眠れたそうです。
そして、知らない誰かに撮ってもらったこの写真を送ってきました。

こんないい撮影スポットあったんだ、クリーブランド空港。
今度行ったら撮ってこよう。
長いようで短かった、Leonardとのドタバタな毎日でした。
また来年ね!
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