最初にお伝えしておく。

私は乗り物が苦手だスピードと振動がダメなのだ。

ジェットコースターは見ているだけで倒れそうだし、バイキング系も無理

普段利用する乗り物で最も苦手なのはバス。後ろの席には絶対座れない。

時々乗っているけど、ジャンボタクシーも実は怖い。

普通の車は最近平気になってきたけど、2時間以上のドライブはできれば避けたい。

飛行機も揺れたらアウト。

電車は比較的大丈夫だけど、武蔵野線レベルになると座っていられない・・・



そんな私が、何を血迷ったのか、Voceのバス旅行を企画してしまった。

行き先は長野県。いつもは新幹線で通っているところである。

「おまえ、本当にバスで行くのか」と、何度も聞かれたけど、行くことにした。

イベントを企画する時に「できるだけ安く、みんなの負担を軽くする」ことをモットーとしているので

みんなでバスで行けば安くなると思ってしまったのが事の始まり。

どこかで「みんなと一緒なら大丈夫かも・・・」とも思ったのだ。

(残念ながら、そんなことなかった。)



新宿西口、工学院大学前に7:45集合。

・・・の予定が、観光バスが連なりすぎているため、ちょっと場所が変わった。

みんなそろって横断歩道を渡りながら手を振る様子は結構おもしろかった。



8:00に出発。

今回は私とピアニストのやまちゃんを含めて39名。

大型バスをチャーターし、Voce御一行様は一路長野へと向かう。



まずは練馬ICを目指す。我が家の近所

平気そうな顔をしていたけれど、ICに向かう都内の道路でも既に怯えていた。

「まさか、こんなに揺れるとは・・・」と、心の中でつぶやく。

上下にバウンドする度、心臓が止まりそうな感覚。

酔うというより、怖くてパニックになる感じ。

でも、予定より早く3時間弱で佐久平のローズガーデンに到着したのでセーフ。



天気予報は、これから雷雨とのこと。

でも、到着時は晴れ渡っていたので、今だ~という感じでお庭を見学させていただいた。

下見に来たのは3月末だったので、ちょっと寂しいお庭だったけど

6月半ばということで、さすがに緑もきれいだし、お花もいっぱい。





長野からのメンバーも続々と到着。

なぜか、やたらとピースをする人たち・・・





本当はセッティングして、リハをしたかったんだけど、機材到着が遅れたので・・・まずはランチタイム

このピンクのドリンクは、バラ100%のジュース。

ブルガリアから直輸入というものを、特別にサービスしていただく

(ケーキはコンサートの後にいただきました





こちら、VIPルーム(!?)の様子。





ランチを食べ終え、機材セッティングへと戻る。

さっきまで明るかったのに、雲行きが怪しい・・・

そして、みんなでリハを始める頃には雨が

まぁ、しょうがない。晴れているうちに到着できただけでも感謝である。



14:30から第1部のボイトレ&ワークショップ

Voce37名、長野から23名、そして一般のお客様が25名ほどというかなり大人数。

中には神戸や奈良からいらした方もいてビックリ。

歌の経験があまりないと思われる一般の方にレベルを合わせて始めた。

ワークショップも2曲を予定していたが、1曲に変更。転調も少なめに。



15:45からはVoceのコンサート

今回の衣装は下が黒、上は自由に明るい色で、お花畑をイメージしましょうだったんだけど・・・

私のイメージとしては、いろんな色が集まって、みんなで花束的なものを想像していたら

「え・・・私、花柄ですけど」という人が複数いたので、慌てて全員に衣装を写メで送らせたのがコンサート2日前の出来事。

すると、「これのどこが明るい色」とか、「この柄はないでしょう・・・」という人が何人かいて

それはそれは大変な作業となったのだった



そして、なんとかこんな状態に。





コンサートの中では、会場のお客様と一緒に歌うコーナーもあり。

長野ワークショップメンバーも参加して、合同クワイアで歌う部分もあり。

短い時間で、ゆるいMCを交えながら、楽しいコンサートとなった。



最後に思いがけず、「藤崎先生の歌がもう1曲聴きたい」とアンコールが入り、

私のソロを1曲、みんなで短い曲を歌った後、オーナーの美津子さんが少し話がしたいと言ってを持った。



美津子さんは10年前に1人娘を亡くしている。帝王切開時の信じられないような医療ミス。

苦しみと悲しみのどん底にいる時に私たちは知り合った。

私は友人のご主人が突然亡くなるという経験があったため、残された家族はクリスマスとかお正月とか、世の中が楽しい時につらくなるという話を聞いていた。

最初はみんな気遣ってくれるけれど、3年も経つと「もう大丈夫よね?」となって疎遠になるのだという。

でも、その3年目が一番つらかった・・・と聞かされていた。



美津子さんが1人になってしまって1年目と2年目のクリスマス、私は赤坂教会でクリスマスコンサートがあったので、そこに美津子さんを誘った。

3年目のクリスマス、私は美津子さんの軽井沢の自宅に泊まりに行った。

人の家に泊まりに行くことなんて滅多にしないのに、なぜか「泊まらせて~」と言ったのが不思議なんだけど。

その時の様子がこちら。

どうやら、私はリフレッシュの旅のつもりだったらしい。

でも、それが美津子さんにとっては忘れられない思い出となっていたという。



「こんなに大勢の生徒さんに必要とされていて、ゴスペルのお仕事をしていてお忙しいクリスマスなのに・・・

私のために来てくださったんです・・・

先生、どうして?って聞いたら、『美津子さん、3年目が一番危ないんだよ』とおっしゃってくださって・・・」



その頃の美津子さんは、医療ミスの裁判もあり、心身共にボロボロだった。

いつ命を捨ててもおかしくない状態だったので、時々メールをしたり、カードを送っていた。

まさに自殺しよう!と思って帰宅した時に、ポストに入っていた私からの御言葉入りのカードを見て思いとどまったこともあったと言っていた。

本当に不思議。でも、私は思う。きっと神様が私を動かして、美津子さんに働きかけていたんだと。

特別なことをした覚えは全然ないので、導かれて動いていたんだと思う。

神様なんていない!と言い続けていた美津子さんが

「藤崎先生の中に神様がいるんです・・・」と、コンサートの最後に言ってくれた。

美津子さん、私の中だけじゃないよ。美津子さんの隣にも神様はいるんだよ・・・

いつかそれが確信できる日がくればいいなぁ・・・と思った。



美津子さんの話を聞いていたら、涙が出てきた。

ふと気付けば、背後のクワイアからもすすり泣く声が。

そんなわけで、最後の記念撮影は・・・若干鼻が赤い人がいます。

でも、みんないい顔してる





久しぶりの再会もあった。

その昔、昭島クラスのメンバーだった礼ちゃん。

数年前から軽井沢に引っ越されていたのでメールしたら、ご主人と一緒に来てくれた。





礼ちゃんのご主人は昨年脳梗塞をわずらったと聞いていたが、回復されてお元気そうだった。

でも、きっとつらかったんだろうなぁ・・・

私がMCで話していた「誰にでもつらいことってあると思うんです。でも、そんな時でも神様は・・・」っていう言葉について、

「先生、本当にそうなんですよ・・・」と、涙を浮かべていた。



美津子さんとの写真。初めてかも





そして、初めてのVoceとの共演。

やまちゃんのピアノ、みんなに大好評だったよ~ ありがとう





コンサートの後、みんなでティータイム

長野メンバーはそれぞれの車で帰宅、私たちも長野市内へとバスで移動。

日帰り組と佐久平駅でお別れし、長野駅近くのホテルに向かった。



通常、Voceの国内ツアーは現地集合なので、夕食はみんなでということが多いのだが

早朝からずーっと一緒に行動している今回。

夜くらいはフリータイムを入れようということになり、夕食は別々に。

1人でお店に行く者あり、他のクラスのメンバーと一緒に食べに行く者ありと、思い思いの夕食タイムだったよう。



私は、やまちゃんと一緒に出かけた。

ホテルの近くに長野の郷土料理を出しているお店を見つけていたので、テクテク歩いてた。

外はまだ雨。片手にビニール傘、片手には

すると突然。「キャー

・・・何がどうなったのかわからない。が、足を滑らせて転んでいた。

しかも、右足が前にスリップしたのに、なぜか両膝をついていた。

傘の骨がひん曲がり、私は一瞬呆然。

でも、意外と痛くなかったので、そのまま歩き出した。



お店について、席に案内されるまで少し待った。

ラッキーなことに個室に案内され、座っていたら・・・

どうも膝に違和感。パンツが膝にくっついているようだ。

恐る恐る膝までパンツをまくると・・・両膝、小学生かという感じの擦り傷に

情けないったらありゃしない。



いいお店だった。美味しかったし、また行きたい。

でも、膝が気になる・・・

帰り、コンビニで消毒薬と絆創膏を買おうとしたけど、平気だろうと思ってやめた。

しかし、翌朝。打撲痛で目が覚めるという事態。アホだ・・・



バスで教会へと移動。

入り口にはトミーの看板。





この日は父の日だったので、男性陣全員が前に呼ばれてプレゼントをもらった。

お父さんも、そうでない人もね。





その後、Voceの特別賛美が2曲。

教会で歌うとまた違う雰囲気だったなぁ。

残念ながら、その時の写真はない。



礼拝後、教会の方が作ってくださった麻婆丼をいただき、

食後には毎度おなじみcakeちゃんがVoceのために作ってくれたこれをいただいた。

ジャジャーン









全種類制覇したかったけど、とても無理だった

みんな大喜び。

先に帰ってしまったので、お礼も言えなかったけど・・・

cakeちゃん、ありがとう



楽しかったツアーもあとは帰るだけ。

教会の前で記念撮影。

Voce+長野メンバー数名。





帰りのバスは・・・行きよりも長く・・・

みんな次々と寝てしまったんだけど、寝るどころか、静かにシートに寄りかかることもできない私のために

やまちゃんが最後まで犠牲者に

一睡もせず(させず!?)、おしゃべりにお付き合いいただき、

時々無口になると「大丈夫?」と声をかけてくれて・・・

なんとか無事に新宿まで到着したのだった。

やまちゃん、本当にありがとう。

あなたがいなければ、私は大変なことになるところだったよ



楽しかった長野ツアー。

もう二度とバスツアーなんてやらないと心に決め、

次は新幹線か飛行機で行くツアーを企画しようと思っている私であった。

みんな、お疲れ様。



美津子さん、ローズガーデンの皆さん、長野のワークショップメンバー、教会の皆さん、

いろいろお世話になりました。

またお会いしましょう~




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