8:30には銀座の病院に行かなければならないので、寝坊したらどうしようばかり考えていました…
自宅近くからバスに乗り、成増方面へ。バス停に行くまでの間にパラパラと雨が降ってきました。傘持ってない。
駅は病院の目の前だし、まぁ大丈夫でしょう。

昨日は「術後の体調はどうですか?」とか、「日曜は先生の手術の時間にお祈りします!!」とか、ありがたいけど抜けてる応援メッセージが届きました。
まだ手術してないし、今日は土曜だし。

成増一丁目から地下鉄に乗る。
しばらくして、「へー、有楽町線ってこんな駅も通るんだ」なんて呑気に考えていたんだけど、どうやら違うことに気づく。
やだぁ、副都心線に乗ってる!!
大慌てで検索し、新宿三丁目で乗り換えることに。ダッシュしながら「手術前なのに、血圧が…」と焦りつつ、遅刻の方がまずいので走りまくる。

新宿三丁目→市ヶ谷と乗り継ぎ、無事に銀座一丁目へ。
階段上がったら、本気の雨が降っているではないですか。入口はビルの裏側なので、また走る。最悪。

病院に着くと、「おはようございまーす」と明るく迎えられる。
今日の体調を書いて、「全身麻酔なので、体重はからせてもらっていいですか?」
「その前に、トイレ行かせてください…」
病院着く前にトイレ行きたかったのを我慢していた(笑)

体重測定が全部洋服着たままで、どう考えても結構な重さがプラスされているんだけど…気持ち200gだけ引いてくれて、その重さに合わせて麻酔。まぁ、弱いよりはいいか。

診察室でドクターと話。
「昨日の今日ですけど、体調どうですか?」みたいな。
昨日書いたイラスト見ながら、「ここ切りますから」と説明。
声が出せるのは今のうちだけなので、術後どうするかなどを質問。喘息の吸入も飲み薬も今夜から再開するようにとのこと。

麻酔科医とも話。
「血圧高いですけど、何かありましたか?」と聞かれ、走ってきたことを告げる。
もう1度口を開けたり、頭を後ろに倒すことができるか、確認をした。

ちなみに、手術はこうやって行います。


口から喉までを一直線にして、声帯の辺りまで筒を入れます。
舌も強い力で押し潰された状態が長く続くので、しびれたりすることもあるらしい。

昨日、病院で口の中を見せた時に「あ、下の骨大きいな…これちょっと邪魔かも」と言われてしまったのよね。
下の歯の内側の骨がボコッと出ていて(人によって違うらしい)、そいつが筒を邪魔するかも…とのこと。
最悪の場合、ドイツ製の三角の筒を購入してやりなおしと言われ、「えー!!麻酔してから!?」とは思っていた。
でも、「今のところ、これでできなかったことはないから大丈夫だと思う」と言われていたんだけど…???

リカバリールームに移動し、持ってきたパジャマに着替える。
前開きのパジャマは持っていなかったので、通販でこのために購入したもの。(ペラっペラだった)
下着はつけたままでいいとのこと。

血圧は運動会並みに走ってきたので、案の定高い。
乗り間違って走った話をしたら、実家が練馬区だという看護師さんが「わかりにくいですよねー」と言ってくれた。

「では、手術室行きますよ」
結構あっという間。
待合室とリカバリールームの間に手術室があり、自分の靴を履いて歩いて行く。
入ったら、THE 手術室。みんな手術着を着用していて、一気に緊張…しそうなんだけど、そうでもない。
手術台の下に段があって、ここで靴を脱いで上がると言われる。(パッと脱げる靴がオススメ)
私が手術台に上がると、靴をのせた台は手術台の下にしまわれた。

仰向けになる。
麻酔科医が「じゃあ、腕から麻酔入れますね。チクッとしますよ」と言い、左手に点滴をつける。
「口にもマスクしますからね。このマスクお預かりします。」
そう、ここまで私は家からつけてきたマスク姿のまま。
マスクを外され、酸素マスクを口に当てられ、「じゃあ、眠くなります…」の言葉と同時に、脳ミソにモワモワとした感じが。

全身麻酔は2回目。
人によっては、落ちる瞬間がものすごく気持ちいいらしいけど、1回目は何もわからないまま寝落ち。
2回目の今回は、頭の中にジワーッと何かが入り込んでくる感じがあって、死ぬ時もこんななのかな~とか考えてしまった。

この手際の良さが緊張している暇もなく、サッサと事が進んでいくので良かった。
そういえばマウスピースはめたのはどのタイミングだったかな…忘れた。

気づいたらリカバリールーム。
1時間くらい経っていたらしい。
喉がものすごいヒリヒリして、咳き込んでしまう。
「あ、咳はなるべく我慢してくださいね~」無理。
「お水飲みますか?のど飴とか舐めます?」と言われたので、コクンと頷き、カバンを指差す。
ボイスケアのど飴持ってきて良かった…

術後、思わず声を出す人がいるらしいけど、絶対無理だと思った。
喉がすごい痛くて、声出したくない!!
声帯自体には神経は通っていないので、手術で切除した所ではなく、扁桃腺の辺りが腫れてるような痛み。

結構しんどいな…と思っていたら、ドクターがやってきた。
「いやぁ、ちょっと大変でした。でもね、2箇所切ったから!やってる時に反対側がひょっこり現れてね。これ、もう1回やるのはしんどいだろうと思ったから、そっちも一緒に切りました!」と。
私は指で○を作り、頷く。
明日も診察だし、詳しいことは明日聞こう。

しばらくしたら、とーるちゃんがやってきた。
看護師さんがホワイトボード持ってきてくれたんだけど、カバンの中から自分の筆談ボードを出す。
「え、最新式ですね!すごい!!いくらくらいするんですか!?」
「100均で500円くらいのもあるけど、これは高い。ダンナのプレゼント」と書く。
初めての筆談。

今度は麻酔科医。
「お疲れ様でした。実は術中に血圧が全然下がらなくて…」と言われる。
全身麻酔をすると、普通はグーっと血圧が下がるらしい。でも、私は全然下がる気配がなくて、「えぇ!?」と結構な騒ぎだったとか。
かかりつけ医に相談するように言われる。

リカバリールームとは名ばかり。
そんなに寝かしてもらえません。なぜなら日帰りだから…
「もう少ししたら歩きますよ」と言われ、ボーッとしてるけど起こされる。
これ、リカバリールームから外を見た様子。
枕外してもらったから、窓際に置いてある。


「はい、歩いてみましょう。トイレ行きましょうか!」と言われ、院内のトイレまで歩行訓練。
戻ってきたら、「じゃあ、着替えてくださいね~」と言われ、着替えたら待合室までソロソロと移動。
咳は相変わらず出る。

受付でお支払い。
高額医療費の申請をしていたので、57600円しか払わないつもりでいたら…土曜は時間外で追加料金があり、保険の診断書にも5000円くらいかかり、結局9万円弱でした。
カードで支払う病院なので良かったけど、現金だったら大変だったな。

「藤崎さーん、治ったらコンサート行きたいです~」と看護師さんたちに言われ、来て来て!とジェスチャー。
でも、咳すると「あ、咳ダメですよ」と注意される。

ここに来るのはもう最後なので、深々とおじぎをしてお別れ。
エレベーターで1Fまで降りたら「アンテナショップ行きたいんだけど。そんな余裕ある???」とニコニコのとーるちゃん。
マジかよ…

近くにある広島のアンテナショップへ。
子持ちこんにゃくを買いたかったらしい。
私も好きな「がんす」も発見!実家から帰る時、いつも広島空港で買ってたのに…東京でも買えるんだ。


喉がヒリヒリ痛いので、こんなのも買ってみる。


山形のアンテナショップにも寄り、オランダせんべいも購入。

ボーッとしながら、交通会館へ。ここの地下駐車場に停めたらしい。
点滴のせいか、またトイレに行きたくなる。
でも、前を歩くとーるちゃんを呼び止められず、手をたたいてみた。
振り返ってくれたので、トイレを指差す。
そっか、こういう時は厄介だね。

頭が痛い…喉も痛い…
舌がしびれてるし、前歯も痛い。
ドライブ全然楽しくない…

最初のごはんは消化が良くてやわらかいものと書かれていたので、うどんを作ってくれた。
なんか味がわからない。舌がしびれてるからかな。熱いのがつらい。


横になる。
口の中に無理矢理器具を入れていたせいか、喉のヒリヒリは結構ひどい。
舌の舌もダメージあり。
ちょっとした刺激で咳き込むので、変に首を曲げたりしないようにする。

なんか変だなぁ…と思っていたら、熱が出てきた。
前回の全身麻酔の後は一晩中うなされたし、しょうがない。
あ、熱があったら明日は診察行けないのか???
ランチはBobby'sでコーヒーがぶ飲みして、ハンバーガー食べるつもりだったけど…カフェインしばらく禁止だった。
熱があったらお店も入れないよね、こんなご時世だし。
なんて考えながらゴロゴロ。

夕方、昨日受け取れなかったお見舞いのお花が届いた。ありがとう。


熱は37.5℃程度で、そんなに高くならない。明日は下がるかな。
夜ごはんも作ってくれたんだけど…イカ噛めませんが。(歯がしびれていて、噛みきれない)
子持ちこんにゃくもナイフで切って食べる。

ナスとオクラのやつは、クッキングパパに載ってたレシピで作ったらしい。これ、すごくおいしい。


鏡の前で舌をベーっとしてみた。
器具の跡と思われるものがくっきり残ってるし、舌が変な形に歪んでる。おー、怖い。

呼吸は落ち着いたので、急変することはないでしょう。
(万が一の時は救急車を呼ぶようにと言われていた)
入院しないといろいろ面倒だね。

熱が早く下がるといいな。
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声帯手術翌日

術前の診察